アジア出稼ぎ日本人 その①

 「出稼ぎ」といえば雪国の人が農閑期に都会で働く、貧しいアジアの人々が金満大国日本に押し寄せてくる昔のイメージがあるかもしれませんが、令和の出稼ぎは真逆です。低賃金の日本に見切りをつけた若い世代が、次々とアジアに向かっています。他国より低賃金な日本をアジア人材は選ばなくなりつつあるという現状に加え、日本人ですら選ばなくなっている状況に強い危機感を抱きます。今回よりその辺を綴っていきます。1回目は「スキルを売る職人たち」です。寿司職人など板前、ペットトリマー、美容師など日本人の職人が一種ブランド化しており、待遇面でも日本の2倍以上で迎えられています。真面目に取り組む日本人の気質は海外でも評判で、引く手あまたと聞きます。出稼ぎではありませんね。To be continued.